マーベル・スタジオ代表『デッドプール3』に長時間を要した理由を明かす ー 主演俳優も続投に不安だった

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MCUシリーズの新作として公開を予定している映画『デッドプール&ウルヴァリン』

今作は『デッドプール』シリーズの3作目となっているが、マーベル・スタジオが制作するものとしては最初の作品となっている。
前2作品は20世紀FOXが制作しており、『X-MEN』の外伝映画として進められていた。

その後にFOXがウォルト・ディズニー社に買収されて20世紀スタジオとなり、マーベル・スタジオとも同グループ会社になったことから、『デッドプール&ウルヴァリン』の制作が実現した。

ただ『デッドプール2』の公開から実に6年の期間を要していたが、その理由についてマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は、買収によると法的な手続きに多くの時間を要した海外メディアのインタビューで話した。

”企業買収の法律とか、そういうのには触れたくない。わかってはいたけど、たくさんあるんだ。買収が発表されてから完了するまでに長い時間がかかり、また同じ長い時間、キャラクターたちは私たちのもとにはいなかったんだ

世界屈指の映画スタジオ同士による買収の手続きであることから、素人目にみても非常に煩雑で膨大な手続きが必要であることは想像がつく。いつ頃完全に買収による処理が完了したかはわからないが、これが『デッドプール&ウルヴァリン』の制作に多くの時間を要してしまった理由だと明かした。

主演のライアン・レイノルズ自身も、FOX買収から今作の制作が決定するまでは自身がデッドプール役を続投できるかはわからなかったと話している。

”デッドプールをまた演じられるかわからなかったんだ。公に言うつもりはなかったんですが、あのようなキャラクターがMCUの世界にどのようにフィットするのかわからなかった

買収が発表されて数カ月後にはライアン自身がマーベル・スタジオに訪れていたことをSNSの投稿で明かしており、ここで何らかの話し合いが行われたことは想像がつく。そこから今作のようにヒュー・ジャックマンのウルヴァリンまで復活することになったのはまさに奇跡的なことだと言えるだろう。

ライアン・レイノルズはそこまでにたどり着くまでに様々なストーリーのアイディアがあったことを明かしており、今回の海外メディアのインタビューでも却下された内容に言及している。

”ほとんど特殊効果は使わないで、500万ドルから600万ドルの予算を想定していたんだ。僕とカラン・ソーニのドーピンダーがただトークばかりのロードトリップムービーで、二人が途中で見たり集めたりしたものがその映画のすべてです。イベントムービーのようなものでもありませんでした。”

多くのストーリーのアイディアがありながらも、ヒュー・ジャックマン自身からのオファーによって、一気に今回の映画の方針に向かっていたっとも以前に明かされていた。

ファイギ氏も二人のキャラクターの共演について次のようにコメントしている。

”あれから何年も経って、ヒュー・ジャックマンがウルヴァリンとして、デッドプールやX-MENのキャラクター全員が同じ屋根の下にいるという世界は、25年ブルの素晴らしい経験だ”

ファイギ氏自身は、マーベルのキャリアの初期に『X-MEN』の制作にも携わっていた経験があるため、今回の二人のキャラクター共演は一際感慨深いものがあるのだろう。

奇跡的なことが重なって生まれた『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日に日本公開予定だ。

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